不登校が生み出した地獄をぶち壊すたったひとつの方法

土砂降りの朝、淡路校【ういるも】へ。

密かに大人になっても雨の日に長靴を履くのが好き。

今日は特にスーツで出かけるところもなかったので、雨に思い切り濡れてみた。

傘はキライ。

カッパは暑いしめんどくさい。

濡れることに抵抗は全くない。

今日から大阪音大の学生がたくさん参加をしてくれることに。

フリースクール✖音大。

可能性は無限大、どんなことができるのか楽しみ。

今日はずっと楽しみにしていた新しいサーフスケートボードが到着する日。

食事にも行かず遊びにも行っていないので、お金を使うことがほとんどなくなった。

節約した結果、運動のためにもよりサーフィンの感覚に近い本格的なサーフスケートボードを買うことに決定。

サーフィンに行けることに越したことはないが、行けないんだから仕方がない。

2年前くらいに企画をしたけど実現しなかったフリースクールここの親の会「おやさんぽ」ならぬ「おやサーフィン」もできればいいのになぁ。

親子で参加できるアウトドア企画、めっちゃおもしろそう。

個人的に運動をしない日が続くと心が疲弊してくる。

体が心に及ぼす影響、侮るなかれ。

だから、心がしんどい時は無理やりにでも体を動かす。

ある種の自傷のようなものかもしれないけど、とにかく痛み付けて疲れさせる。

考える暇を与えさせない。

考えるな、感じろ、感じるな、寝ろ。

B’zも言っている。

強く抱き合った仲間ともいつかは離れていくかもしれないけど

二度とは戻らない時間を笑って 歌って ずっと忘れない いつまでもあの恋

無くさない胸を叩く痛みを汗かき 息はずませ走る日々はまだ 今も 続く

【B’z 恋心】

「ここ」の子たちを見ていると、いかに今まで抑圧されてきたかがよくわかる。

入学して慣れてくるとホントは出したかっただろう【ジブン】がニョキニョキと出てくる。

集団生活なので調整が必要な場合も多々あるが、それでもできる限り自由に好きにさせてあげたいなぁとも思う。

たとえそれが社会とのギャップがとても大きいものだとしても、そこを認められる経験がないと積みあがる物も積みあがらない。

土台となる【ジブンはジブンとして、いていいんだ】という感覚を、ゆるぎないものに育む必要がどの子にもある。

学校に通えないということは、そこを全否定され全否定してしまう経験。

子どもにとって一番大切なその感覚を失うという経験。

また、保護者からすればそこを失わせてしまったという自責の念に駆られてしまうという地獄のような苦しみなんだ。

我が子を愛し将来を想い大切に大切に育ててきた目の前の子どもを、意に添わず否定してしまい関係性が崩れどうしようもなくなり自らの子育ても否定してしまう。

想像しただけでも胸が引きちぎられそうな現実が確かにあって、その問題を根本的に解決しようと動いていない社会に気付かされた時、正にそれを絶望と呼ぶんだ。

1mmも希望を見いだせないそんな現実と孤独に向き合ってきた方たちとお逢いする度に、この社会課題を1日でも解決しなければいけないと強く思う。

なんだこの現実は。

こんなにも苦しい想いを親子にさせてきた正体は一体何なんだ。

どんな社会で何が必要でそれをどう使えばそんな現実を変えることができるんだ。

答えはもうはっきりしている。

莫大な労力とたくさんの力がうまく合わされば必ず変えることができると信じている。

そこに時間が必要だとは思っていない。

かかる時間は必要なエネルギーさえ集まればいくらでも短縮できるとも信じている。

子どもたちがその子らしくありのままで自由に育つ権利を誰もが持っている。

その環境さえ用意してあげればいいんだ。

つまり不登校は環境調整の問題なんだ。

だから子どもも親も自分を責める必要は全くない。

道路にいきなりバカでかい岩が降ってきてそこに衝突してしまっても、「注意してなかった自分が悪い」とか「一瞬で判断できなかった反射神経の鈍い自分が情けない」とか思わないはず。

痛めた体と心を癒し、その岩がどこから降ってきてどうすればどかすことができるのか。

そして、その先にはどんな未来が待っているのかを皆でワクワクしながらせっせと岩をどかしていきたいと思います。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

お知らせ

今年2月にオープンしたフリースクールここ淡路校【ういるも】の1階に、コーヒースタンドがオープンしました!オープンを記念しコーヒースタンドを使って無料体験会を実施します。
おいしいコーヒーの淹れ方を研究したりお菓子づくりをする予定です。
日時:2021年6月11日(金)14時~15時
場所:フリースクールここ淡路校【ういるも】(大阪市東淀川区菅原5-9-8)
定員:3名
費用:無料
お申し込み:http://npokoko.org/contact/
または06-6382-5514までご連絡ください。

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