子どもと親
こんばんは。
カンチョーを覚えた3歳の娘にびくびくしながら毎日を過ごす三科です。
新学期を迎え、「ここ」にもたくさんの問い合わせや見学希望、ご相談をいただきます。
皆さん本当に子どものことを想い、行動を起こされてきた方ばかりです。
しかし、いくら自分の子どもといえど立派な人格を持った他人。その想いは伝わることもあれば伝わらないこともある。伝わっても見える形で現れないこともあれば、数年後、突然現れることもあります。
僕自身、「ここ」を立ち上げたキッカケの一つに、吹田市の適応指導教室で出逢った生徒を継続的に長期的に見届けたい、見届けなければいけないという想いがありました。
なぜかというと、教育の成果なんてすぐに出るものではないし、義務教育の期間だけ関わればいいというものでもなく、その期間よりもはるかに長い時間を社会に出てから過ごすのに、ある一定の年齢を過ぎれば、はいさよならというわけにはいかないと思ったからです。
実際に、社会に出てから適応指導教室や「ここ」の卒業生が再び顔を出しに来てくれて、当時の話しや今の想いを聞くことで、初めて
「あぁ、あの時出逢ってくれてありがとうな。」と思えることがよくあります。本人たちが同じことを思ってるかはわかりませんが(笑)
お母さん、お父さん。
ゆっくり、頑張り過ぎないようにいきませんか?
お母さんとお父さんが毎日子どもの満面の笑顔が見たいと願うのと同じように、子どもも親が苦しそうにしていたり、悲しい顔をしているのを見るのではなく、きっと楽しく過ごしている親の顔を見たいと思います。
僕もついついがんばってしまい、子どもと遊ぶ時には疲れはて、「パパ!寝たらあかん!」としばかれたりします(笑)
皆にはがんばらなくていいと言ってるのに自分ががんばってしまうと、結局はがんばらんとあかんでってゆってることになりますもんね。
焦らず、のんびり、ゆっくりと。
カンチョーはやめてね。
三科