お天道様は見ている

昨日は11月11日。

32歳で天国に逝った姉の誕生日。

毎年この日は姉の大好きな鰻を食べるようにしている。

2年前に大安売りの中国産の養殖鰻を食べて、その不味さに絶望してからは奮発して国産の鰻を買う。

姉のことを想い姉に感謝し鰻を食べる。

以前は苦手だった鰻も今では大好物になった。

やんちゃな弟は、小さい時から姉の世話になりっぱなし。

いつも一緒に行動し、思春期になると宇宙人かというほど意見が合わず喧嘩をし、姉に子どもができたことで再び仲良くなった。

「ここ」を立ち上げたことはとても喜んでくれた。

息子をドラムレッスンに連れてきてくれようともしていた。

姉がずっと見守ってくれているから安心できる部分もある。

姉に恥じない仕事をしなければと、いつも自分を省みる。

たまに恥ずかしいなと思うこともしてしまう。

くそーっと思いながらまた進む。

その繰り返し。

僕は、自他ともに認める運の持ち主。

運だけでやってきたといってもいい。

それくらい周りの環境に恵まれていると自負している。

その中で最大の幸運は、家族に恵まれていたこと。

自分の土台となるものは、家族のおかげでしっかりと根付けたように思う。

姉からの無償の愛は存分に受けた。

そのことで今度はそれを自分以外の誰かに注ぐことができる。

感謝です。

ねえちゃん、41歳の誕生日おめでとう。

天国でうちの子どもたちを守ってください。

そして弟にもう少し脂肪をください。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。