卒業生の変化が何やら怪しい…
昨日は南吹田校【いどばた】の朝を見学に。
吹田校【あまかり】よりも1時間早い開校時間、【いどばた】はまず野菜作りから始まる。
ワイワイと畑から帰ってくる子どもたちを迎える。
学校とは違うフリースクールの日常。
僕は小学校に登校する時はだいだい寄り道をして遅刻をしていたので、ちゃんと来れる子たちはすごいなぁと感心。
今月から両校で教育実習生の受け入れがスタート。
教職を目指す若者にぜひ学校外の学びの場の経験を積んでほしい。
これからは、多様な価値観を認め合い協力し合うことが大切。
一人ひとりの子どもたちに寄り添うとはどういうことかを感じてほしいし、僕たちも学生の皆からたくさん学びたい。
夜は、研究者の皆さんや他のフリースクールとの共同研究の時間。
改めて他のフリースクールがどういう経緯をたどってきたかを聞くことはとてもおもしろい。
どのフリースクールも本当に苦労をしている。
特にこのコロナの影響は都市部であればあるほど受けている印象。
同じフリースクールが苦境を強いられていることを知るのはとても辛い。
フリースクールだけでなく、NPO業界全体を見渡しても山場を迎えているところの話しをよく耳にする。
「ここ」もまだまだ乗り切ったと言える状況でもないし、もう生徒たちと逢えなくなる日が来ないという保証はない。
ずっと走っている状況だったのに、さらに急な坂道でしかも草が生い茂っていて前が見えない、そんな状況に立たされているという感覚。
情報に惑わされず、余計な不安を子どもに伝染させず、日々に感謝し毎日を過ごしたい。
そんな中、何やら怪しい情報が卒業生から。
高校に入学し6月から通常登校が始まり早半年。
中学生の時は遅刻や居眠りの常習犯だった卒業生と、今日は大好きなラーメンを食べに行く。
なにやら無遅刻無欠席で下から数える方が早かった成績も今ではグンと伸びたそうな。
何があったのか、恋でもしたんじゃないのか。
今日の夜はとても楽しみ。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。