恩返しする日を夢見て

先日はいつもお世話になっている吹田市民公益活動センター「ラコルタ」に伺い、コロナ禍での活動をお話しさせていただきました。

給付金も融資も確実に受けれる保証がなく、マスクや消毒液も吹田市からは断られ、先が見えないどころか自分たちの活動が必要のないことのように扱われていると感じてしまい孤独と不安で押しつぶされそうになっている時に、ラコルタの職員さんにヒアリングの依頼をいただき直接「ここ」にお越しくださりました。

「どんなことに困っているか」という質問に困っていることしかない現実をつらつらと喋ってしまい、何より子どもたちや保護者の皆様に申し訳ないとお伝えすると、「誰もが予想出来なかった事態の中でこれだけ子どもや保護者のことを想って動いてることはホントにすごいことやと思うよ、大変やったね。」と言って下さり涙腺が崩壊しました。

団体を立ち上げて間もない頃から困ったことがあればラコルタに駆けつけ相談し、叱咤激励を受けながら進みまた相談に行くということを繰り返していました。

「ここ」の転機の時にはいつもラコルタの皆さんの存在があり、吹田で活動する中で僕たちをそっと支えてくださる皆さんの存在があるからこそ乗り越えることができたこともたくさんあります。

RPGで言うとセーブポイントや宿屋のような存在のラコルタに久しぶりに伺った昨日は、決して大袈裟に表現しているわけではなく「あぁ、生きて帰ってこれたんだ」という安心感がありました。

いつまでも心配をかけている存在ではなく、恩返しができるような団体にならないといけません。

コロナの爪痕はボディブローのように効いてきているタイミングでもある今、決して乗り越えたとは言い切れませんが、「あの経験」をしたからこそ今があるといつか言えるようになるまで生き残り、必ずご恩をお返ししたいと思います。

温かくて優しくて時に厳しいラコルタが大好きです。

吹田で市民活動をされる方はぜひラコってみてください。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。