新しいゲームを買った時にいきなり攻略本読んでからしないじゃん!

昨日はオンライン会議三昧。

「三科さん、パソコンばっかりしてたらパソコンが爆発しちゃうよ?」

生徒にそう言われながらも画面越しに話し合いをしたり来客対応をしていました。

夜はおよそ1年振りのここ飯BAR。

三科特製カレーを作るのも1年振り。

集中できないからと応接スペースで勉強をしていた生徒に声をかけ、カレー作りを手伝ってもらうことに。

すると、

「三科さん、何してんの?」

「今日ってなんかあるん?」

そう言って続々とカウンターに生徒たちが集まってしまいました。

「なんかやることない?」

「にんにく切りたい!」

「それは僕の仕事!」

小学生たちがそう言って調理の取り合いを始めました。

それを見かねた中高生が、

「それは○○がやるって言ってたやろ!変わってあげ!」

「包丁危ないからもうちょっと離れてやり!」

「そんなに人参入れたら三科さん死んじゃうやろ!」

と、ちゃんと年下の子たちの面倒を見てくれました。

にんにくの原型を見て「うおー!にんにくって切った後しか見たことないけど、こんな形してるんかー!」と興奮していたり、カレーのルーを味見して「うわ!チョコレートみたいな見た目やけどウマっ!いや酸っぱ!待って、辛っ!!」と叫んだり。

なんておもろい子たちなんだと見ていてとても楽しくなりました。

こういう子どもたちの「未知なる物や体験への探求心や好奇心」を引き出して育ててあげたいなぁ。

無理やりさせる勉強が全く無意味だとは言いませんが、学びへの内なるエネルギーを見せた時の子どもたちの吸収力はとてつもないものだと改めて思いました。

「よく大人はさぁ、「これはね、こういう風にするんだよ」とかやる前にいちいち説明するやん?そうじゃなくて「まずやらせて!」って思うんだよね!
新しいゲームを買った時にいきなり攻略本読んでからしないじゃん?それと一緒なのにさせてくれないんだよ!」

確かに。

素晴らしいご指摘をありがとうございます。

危うくジャガイモや玉ねぎの切り方を細かく指示してしまう所でした。

目的を見失うな三科。

一口で食べるためにはワニくらい口が裂けていないと食べれないサイズのジャガイモになっていようが、玉ねぎがバーベキュー用の切り方になっていて輪っかになっていようが、そんなことはどうでもいいんだ。

「人参は輪切りでいい?」と聞かれたので「それを4つに切ったくらいの大きさにして!」と頼んだら、キレイに4分の1ずつ切って「うわ!パックマンみたいになった!」と笑い転げていて料理の時間が倍になろうが、そんなことはどうでもいいんだ。

いやぁ、楽しかった。

またやろうな、ありがとう。


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