第100波が来ても乗り越える覚悟を子どもたちがさせてくれる
小2の娘とお風呂に入りながら九九の練習をしていると、「う~ん、う〇ちしたくなってきた!」と言うので慌ててお風呂から上がろうとすると、「3の段だけ言ってから上がる!」と宣言しいざ九九を言い始めると、「うんいちがさん!」と言ったのでかなりギリギリの状況だったんだなと思った三科です。頭とお腹の中がう〇ちでいっぱいやったんやな。
大阪都構想、反対が多数でしたね。
「ここ」でも男子高校生の中で話題でした。
ちゃんと考えているんだなぁと感心。
他にもゲーム会社VSアップルの話しとか株価の話しとか、僕が全然知らない情報もいっぱい教えてもらいめちゃめちゃためになりました。
今日から時間短縮で開校していた【あまかり】は、1時間増え16時までに。
第3波なのか、感染者数が微増傾向にある中決断を迷いましたが、子どもたちの熱い想いに後押しされ感染予防をもう一度徹底するいい機会にもなるようにしたいと思います。
とはいえまだまだ感染が恐いので時間は短くてもいいという生徒も多いのも事実。
今後も状況を注視しながら慎重に物事を進めたいと思います。
僕は途中からいどばたに行っていたのですが、馬場から聞く話によると30分長くなった放課後はむちゃくちゃ盛り上がっていたとのこと。
盛り上がることが単純に必ずしもいいことだとは思いませんが、今まで以上に友達と遊びたかった子どもたちからすればテンションがあがりまくることだったのかもしれません。
コロナ禍で増えに増えまくった事務作業に苦しみ、春先からパソコンを触ることしかできない僕を見ていたのか、ある生徒にこんなことを言われました。
「三科さん。コロナでやらなあかんことがいっぱい増えたんやろ?ほんま忙しそうやし今日なんか昼ごはんも食べてへんやん。ちゃんと見てんねんで?開校時間が増えるんはホンマに嬉しいけど、それで三科さんとか大人が忙しくなるんはイヤや。だからもっと休んでほしい。オレらは(開校時間が)短くても十分楽しいから。」
胸が苦しくなりました。
不安にさせまいとがんばればがんばるほど、ますます心配をかけてしまっている自分が恥ずかしくて、そして自分の方が大変な状況だった子がそれを差し置いて大人のことを優先して考えてくれている優しさに、何とも言えない気持ちになりました。
早くこの危機を乗り越えたい。
子どもたちと何も気にせず思いっきり遊びたい。
それを支えるスタッフも思いっきり楽しんで、子どもから大人に、大人から子どもに笑顔の連鎖が生まれてほしい。
今日のお昼ご飯の時間、洗うお皿を減らしたいので白ご飯の上にいっぱいのおかずを載せたことを忘れていて、「あれ?オレだけ白ご飯ないねんけど?」と白ご飯を探している僕を見て、男子高校生たちが「老いが始まったな…」と残念そうに僕を見ていたのですが、僕はそういうことがとても嬉しいんです。
中2の時から「ここ」に来ている生徒が高3生になり、「三科さん、ついにオレ卒業まであと5か月やで?」と言いに来てくれることが嬉しいんです。
この日常が、彼らが入学してきた日からすれば絶対にありえない非日常なんです。
この日常を過ごせるようになるために、どれだけの壁を乗り越えてきたか。
情けないですが、もうこの記事を打っているだけで僕は泣いてしまうんです。
ツラいことよりも楽しいことの方が多かったなんて胸を張って言えませんが、それでも今こんな日常を迎えることができたことは大きな声で「最高じゃー!!」と叫ぶことができます。
だから、何が何でもこの危機を乗り越えたい。
心配をかけているのは百も承知だけど、「あんな時もあったなー!」とお酒を飲みながら思い出話ができる未来を夢見ているんです。
だから、子どもたちと過ごせる時間が増えたことはとても嬉しい。
第100波が来ようと絶対乗り越えてやるからな!
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。