美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。
オードリーヘップバーンの言葉です、うーん、すごくいい。
感情をコントロールする。
自分を俯瞰する。
役を演じ切る。
この仕事において大切なことを昨日は全くできなかったと言っていいほど、朝から晩まで仕事でも仕事以外でもとにかく腹の立つことの目白押し。
ずっと吠えていたような気もするが、いいこともあった。
吹田校【あまかり】のバドミントンでは、1回も負けなかったのでペアになった小学生がとにかく嬉しそうだったこと。
娘の小学校の見守り隊に参加すると、とにかく会う人全員に「おはようございます!」「おかえり!」「段があるよ、気をつけて!」「大きくなったね!」「早く渡りや!」と声を掛ける神対応のおじいちゃんに会えたこと。
小学生に元気に挨拶をしてもらえたこと。
そして一番腹の立ったのは、体育館を利用するのに「ここ」に通うことが在学にならず吹田市外から通う子どもは市外料金を払わなければいけなかったと言われたことだった。
当たり前じゃん!と言われるかもしれないが、フリースクールはそもそもそこに通うだけでかなりの経済的負担がかかる。
フリースクールの月謝、交通費、イベント参加費、食費、教材費など。
全国では、すでにこれらに対して経済的支援を出している市町村もある。
誰かが動かなければ制度は変わらない。
問題は解決に向かって進まない。
というかほとんどの人はそんな問題があることを知らない。
学校の出席日数になるとか定期を発券できるとか、教育機関として認められている部分とそうでない部分がある。
明確な取り決めがないけど一条校ではないので在学にはならないとのスポーツ推進室の返答。
教育委員会にも聞いたとのこと。
学校教育法のことを持ち出したので、その前に教育基本法があること(もっと言えば憲法とか子どもの権利条約の話しもしたかった)、教育機会確保法ができたこととその中身をお伝えし再度協議していただくことに。
そんなこんなで僕がずっと体育館の運営側と話しをしているので、子どもたちに心配をかけてしまった。
「三科さん、大丈夫なん?」
「オレらなんかあかんことした?」
帰り際に事情を説明するものの、感情が先走り吠えてしまった。
使いたくない言葉も使ってしまった。
オードリーに呆れられる、残念。
「なんやねん!おれら学校に行ってへんから人権ないんか!」
「誰にも迷惑かけてへんやん!」
「いや、天皇も人権ないって言ってたからオレら天皇クラスやで!」
そんなことも子どもたちに言わせてしまった、反省。
今回は明らかに僕がイライラしてしまったからだが、もう二度と子どもたちにこんな思いをさせたくない。
今日は、不登校の子どもたちも学校以外のかかりつけ医や診療所・病院で健康診断を受けることができるように吹田市教委と協議。
今まで不登校の親子が受けてきた不利益を一つずつ無くしていきたい。
出席日数・通学定期の次は、【すべての子どもたちに健康診断を】。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。