2019年度の不登校児童生徒数の速報値を受けて

NHKの取材

今日は、2019年度の不登校児童生徒数の速報値が出たこともありNHKから取材を受けることに。

前回の吹田校【あまかり】に続き今回は南吹田校【いどばた】の様子もカメラに収めてもらう。

上岡のアップ。

やばい、笑いそう。

「子どもたちの今」ってシリアスなタイトルやのに笑える。

あかん、悪い癖が出そうや。

こんな顔してたらどうしてもやりたくなる。

あー我慢できひん。

やってしまった。

むちゃくちゃナチュラルないたずらを職員にしてしまった。

なんか他の職員には「もはや代表!」とか言われてたから余計に悪さをしてしまいたくなる。

あー!!

やってしまった。

もう止まらへん。

どうしよ、上岡がこのnoteを見てませんように。

2019年度不登校児童生徒数

上岡のせいで変な方向に進んだので、話しを戻して不登校の子どもたちの数について。

なんじゃこら。

18万!?

見たことない数字を叩き出している。

小学生の0.83%(120人に1人)、中学生の3.94%(25人に1人)が不登校。

こちらも過去最高。

小学生は全体の数が5万5千人減っているにも関わらず、不登校の子どもの数は1万人程増えている。

同じく中学生も全体の数が3万人減っているのに不登校は約1万人増。

グラフで見ても過去最多なのは明らか。

対岸の火事ではなくなった不登校という課題

これをどう受け取るのかは人それぞれだが、少なくともすごいスピードで学校に何らかの理由で通えない子どもが増えてるのは事実だし、多くのご家庭はそれによりとてもしんどい思いをされるので早急にこれらの子どもとご家庭をサポートする仕組みづくりが必要なのは誰の目から見ても明らか。

もう不登校は対岸の火事じゃない。

どこにでもどの学校にもどのクラスにもあり得ること。

今年も教育委員会から不登校対策の研修を教師の皆さんにしてほしいと依頼を受けている。

形だけではなくしっかりとこの社会課題に向き合うんだという姿勢があると信じたい。

そして、学校だけではこの問題は解決できないしすべきではないと私は考える。

なぜならすでに歴史が証明をしている。

誰も解決に向けての革新的なアイデアを持っていない。

現場で子どもたち一人ひとりに寄り添い、保護者の皆様が抱えることになったしんどさと向き合い、コツコツと日々を重ねるという地道な支援を続けることを私たちは13年間続けてきた。

近道はない。

ウルトラCの解決策なんてとんでもない。

それでも、この事実を受け皆で協力してこの課題を解決するんだと一丸になる時が今なんだ。

子どもの命を絶対に守るんだ。

これは大人の、社会の使命なんだ。

それを我々が動くことで加速させるんだ。

やるしかない、今しかない。

今日の報道で、少しでも一緒に解決したいと思ってくれる仲間が増えることを願います。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

あー、最後にまたやってしまった。