助成金申請は自分と向き合う時間
シンポジウムから一夜明け、今週もフリースクールが始まる。
準備に時間を費やし過ぎたため仕事が溜まり過ぎてしまった。
今日は一日籠ってひたすら頭の中の言葉を言語化し助成金の申請にあたる。
助成金の申請ってあまり馴染みのないことかもしれないので説明すると、協力団体や企業などに必要な書類を提出し(プレゼンや聞き取りがある場合も)事業を行うのに必要な経費の一部または全部を担っていただくこと。
助成金により審査基準や求められることが違うので、何を基準としているのかや過去の助成先の特徴などを事前に調べそこに寄せながらも自分たちの伝えたいことを大切に文章にまとめる。
文章は、誰がいつ何をどのようにどのような目的で行うのかを細かく記す。
そして、その事業の背景にはどのような課題がありどんな効果を見込み、それをどう測定し何にどれだけのお金を使うのかを計画する。
これらは事業を行う上で必ず決めなければいけないこと。
苦戦するのは、効果測定。
教育や福祉の領域の効果を測定することは、単純に数字で測られるものが全てではない。
また、数字で測られたとしてもそれはその時の指標であって絶えず変化するものが多い。
長期的な指標が大事でありつつも一方で目の前の変化に柔軟に対応し、いつも修正をしながら指標そのものを見直すことも必要になってくる。
好き嫌いでは回避できないことに目を背けず、自分とも向き合いながらの作業はなかなか骨の折れること。
それでも、出来上がった時は頭の中がスッキリしてさらに1段階先に進んだようにもなる助成金申請。
さぁ、今月は大きいものが3本。
始めるか。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。