草の根の先輩方の背中をひたすら追いかけて

助成金申請終了ー。

色んな方々にご協力いただきなんとか日付が変わる前に終えることができました。

朝から晩までパソコンに向かうことはむちゃくちゃ苦痛なんですけど、デスクワークをされている皆さんはホントにすごいと思います。

愛犬エルとの会話が、唯一一日の大半を締める自分以外とのコミュニケーション。

これがなければ頭をうんうん唸らせ産みの苦しみに耐えることはできません。

月末までにこれをあと2回繰り返さないといけないと思うとゾッとしますが、大阪府フリースクール等ネットワークという組織を作った責務を全うします。

先日、豊中に出掛けてNPOの先輩方と今後の戦略を立てていました。

びっくりしたのは、豊中のことは何を誰にどう伝えればいいかを完璧に把握していること。

社会起業家としてガツガツと派手な動きで日本を変える人たちもすごいと思うけど、半径5キロ圏内の地域の課題と真摯に向き合い実践し続けてこられた草の根の活動家の皆さんもむちゃくちゃ尊敬します。

THE NPOでありある意味行政よりも行政らしい、そんな人たちと一緒に仕事ができることはとても幸せです。

そんな方々の地域に入って、今まで自分たちが培ったノウハウや経験を活かし社会課題を解決したい。

そんなこと昔は全く思っていなくて、理解のない地域にひたすら腹を立て「オレについてこれへんねやったらその地域はこれから死んでいく!」くらいに思っていました。あぁ、残念。

こうやって地道に取り組んでいる先輩方が前を走り続けてくれるから、その背中を何の不安もなく追いかけることができる。

もう引退だなんだと言わはりますが、体力が必要なところは僕らがなんとかするので後ろでどーんと見張ってもらいたいとお伝えしました。

とはいえまだまだバリバリ動いておられる方々なので当分そんな引退なんてことはありませんが、そういう将来を見据えて今から色んな準備をしておくことは必要だと思っています。

いつまでも先輩方に甘えている社会に未来はありません。

必要なのは頭でっかちの思考でも対話でもなく、具体的に動くこととムーヴメントです。

「こんなことが許せない」とか「こんな課題があるのになんで国は動かないんだ」といつまでも叫んでいるだけじゃあ何も変わらないんです。

誰かが責任を持ってとにかく動くこと。

そこからしか課題解決には向かわないと思います。

先輩方は言葉にせずともそうやって僕たちに教えてくれました。

もう誰かに頼りっぱなしにするのはやめよう。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。