政治家の皆さんとの出逢いから変わった世界
今日は朝から自団体の設立からの経緯や今後の展望、そして自分自身のことをお話しさせていただく機会をいただいた。
直接皆さんの前でお話しさせていただきたかったが、オンライン開催となり画面越しの会話。
話しを聞いて下さる方々がどのような情報を得ようとしていて、それをどうお伝えすれば一番わかりやすいかをその時に判断して話しをすることは、子どもの習熟度を測り子どもの頭の中に入りこみ適切な説明をすることが大切な学習支援ととても似ていると感じる。
とはいえその技術は何年経っても未熟で反省ばかり。
今度はこういう風にお伝えしよう!という点が多く、またそのチャンスはたった一度しかないことに責任感も生まれる。
表情がはっきり見えると「これはあまり伝わってないな」と軌道修正ができたり「今笑ってくれたな」と追い打ちをかけることもできるが、オンラインでマスク付きだとそこもやはり難しい。
今まで当たり前だった環境に甘えてきたことを反省。
新しい様式に追いつくばかりか追い越さねば。
話しの中に行政との連携はもちろん政治家の皆さんのことも出てきました。
制度設計に携わる以上、それを直に触ることができる方々との連携も必須。
これにはかなり早い時期から色んな方々と個人的なお付き合いがあり、とても勉強になった。
政治家=なんだか怖くて悪い人という偏見や差別の目が全くなかったといえば嘘になる。
実際にお会いしいろんな形でお付き合いをさせていただく中で、熱い想いを持っている方々もいるんだと知ることができた。
子どもたちにも知ってほしいと授業をしていただいたり議会見学にも出かけた。
一緒にシンポジウムを開き子どもたちと政策提言もした。
北摂の中でも出席日数や民間連携に関しての固さは類を見ない吹田市の教育委員会を、議員の皆さんを始めたくさんの協力者が訴えかけてくれ前例を作ることができた。
世の中が、社会が、少しずつ変わっていくのを目の当たりにしてきた。
民間も行政も政治家も、それぞれの想いを丁寧に聞きできることから共に動くことで、今までずっと解決しなかった社会課題が解決することもある。
子どもの頃は、「理解のないクソみたいな大人たちばかりが蔓延った社会なんてぶっ壊したい!」と思っていた。
大人になり、そんな社会にも本気の想いを持っている人たちがたくさんいることを知って、「そんな社会も悪くはないな」と思えるようになった。
若い時に出逢った夜回り先生こと水谷先生には、「君は大人の汚い部分ばかりを見続けてきている。きれいな部分を見てごらん。家に帰るまでに100個見つけるんだよ。」と言われた。
その時は「うっせーばーか!」と思っていたが、しばらくしてその意味がわかった。
今は不信感でいっぱいの子どもたちにも、同じようにそう思えるような社会を皆で創っていきたいです。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。