不登校支援にブチ切れていた馬場の挑戦
昨日は久し振りにフリースクールの現場に復帰。
リモートの間に電話やオンラインゲームで通話したりして声を聞いていたのでそれほど時間が経ったとは思えなかったが、子どもたちはとても歓迎してくれた。
その間に入学をしてくれた子たちやインターン生がベテランの生徒に引き連れられて挨拶に来てくれた。
なんだか恥ずかしい。
学校に行けないというだけで社会的な不利益を被る親子を守り社会を変えていくためには、時には声を大にして闘わなければいけないことがある。
そんな日常に身を置いていると、子どもたちの日常が持っている何とも言えない平和な空間や時間にとても癒された。
いつも原点に返りゴールを再確認しまた闘いに望みたい。いや、ホントは闘いたくないんだけど。
昨日はフリースクールが終わった後、職員の馬場が闘わずに済むよう協議の場に出掛けていた。
理解のない言葉を浴びせられ、凹みながらも不登校の親子のために諦めず対話を重ねた。
高校生や大学生の頃の馬場では考えられない。
ムカつけば殴る、食べたければ食う、言いたければ言うという我が道を貫き通していた一方で、自分の非力さに気付き自らのスキルと自信を育むため国家資格の勉強を2年前から進めていた。
まだ高校生だった8年前に「ここ」の現場を知り、不登校の現実に別の意味で腹を立てていた。
「なんで学校に行っていない子ばっかり支援するん?いい人ぶりやがって!学校にしんどい思いして行ってる私たちみたいな子はどうでもいいんか!」
そう言いながらも不登校の親子が置かれている現状を知ろうと耳を傾き続け現場に立った。
僕の一番近くで差別や偏見に合っている様子を目を背けず見続けた。
すると、少しずつ不登校支援に対する考え方が変わってきた。
「お母さんの力になりたい!」
強くそう思うようになり、今の自分では足りない経験やスキルを一生懸命身に付けた。
朝早く出勤し勉強、仕事が終わると勉強、移動時間や空き時間にもひたすら勉強をしていた。
そして今日、いよいよ勉強の成果を試す試験の日。
明日は上岡も含めて国家試験を受ける。
資格を持ったから何かが変わるわけではないけど、まだまだ若い二人が自分を磨き続けるきっかけになるよう応援している。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
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2月22日、大阪市にフリースクールここ淡路校【ういるも】を新しく開校します!
22日の開校にあたり、まだまだ見学・体験は受け付けていますので参加ご希望の方はnpokoko5514@gmail.com、または06-6382-5514(平日10~17時)までご連絡ください。
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2月22日にフリースクールここ淡路校【ういるも】を新しく開校します。
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