NOBODY IS RIGHT

昨日は、座談会「我が子の不登校」を開催。

卒業生の保護者の皆様が主催してくださり今回で2回目。

以前より踏み込んだ話しをお聞きできればと思い、少人数での開催。

主催者も合わせて10名くらいがちょうどいいなぁと実感。

お一人おひとりの気持ちを細かくお聞きすることができたように思う。

今後回数を重ねていくごとに、どんどんいい会になりそうだなぁと感じました。

個人的には、

「学校以外にも「ここ」があるというだけで気持ちが楽になります。」

と、お母さんに言わせてしまう現状にとても胸が痛くなります。

あるだけじゃダメなんだ。

お母さんの安心をそこで止めたくない。

お母さんの荷物をもっと軽くしたい。

お母さんに幸せになってほしい。

自分の理想と現実のギャップに打ちのめされる日々。

相談を受けるたびに、何でこんなに苦しい思いをするまでお母さんやお父さんは社会から孤立しているんだと思う。

何でどのセーフティネットにも引っかからなかったんだと思う。

コロナは今までは氷山の一角に過ぎなかった社会課題を、これでもかと言わんばかりにはっきりと可視化させた。

もう目を瞑ることは許されない。

ただ、これは逆にチャンスでもある。

これらの問題は、声が挙げづらい状況で顕在化されなかったけど、”社会課題”だと認識されることで一気に解決に向けて加速する可能性が生まれたとも取れる。

休校措置が学校とは何だったのかと問い直す機会となり、実は託児機能が最も大切だったんだと明らかになったことで、不登校状態がいかに家庭や親子を苦しめるかを全国民が知る機会になったように。

また、学習の遅れを取り戻さなければと詰め込みで授業が再編された年の小中高生の自殺は過去最多となり、その一番の原因が学業不振だということも、教育で最優先されることが子どもの安全や安心なしに進められることがどれだけリスキーなのかを明らかにしたとも考えられるのではないだろうか。

課題の解決方法は見えている。

40人学級もすごいスピードで見直されたんなら、不登校を取り巻く課題も解決に向けて動けるはずだ。

一人ひとりのアクションがあれば、難しいことではない。

解決を遅らせている本当の犯人は、僕を含めた傍観者だ。

CHANGE OR DIEなんだ。

NOBODY IS RIGHTなんだ。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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