ありがとうと言えるか言えないか

今日一日を一言で表すと「泥」。

とにかく泥のように寝た。

朝に愛犬エルの散歩に出かけてからは記憶がない。

昼過ぎまで寝て、淡路校【ういるも】と吹田校【あまかり】の往復。

動いたのはそれだけ。

後はほとんど布団の中。

明日から3月。

2月中にしなければいけないことリストを眺め、昨日のうちにやり終えた。

1日残した2月の最終日、完全に疲れが取れました。

極めつけに夜の温泉に出掛けようか悩み中。

娘につかまりピアノに合わせて歌わせられる羽目に。

こぎつねコンコン山の中ー、山の中ー×6

すごろく×2、人生ゲームを1回で温泉は中止。

仕方なく仕事に戻る。

娘には、行きつけの美容院のお姉さんの反対を押し切り当てたパーマをディスられながら、最近の報告を受ける。

日常の遅れを取り戻したような感覚。

あれからどんどん縄跳びの技術は上がっているらしい。

そのきっかけに立ち会えたことが今でも嬉しい。

そして、1日泥にさせてもらえたことに感謝。

寝溜めはできないらしいが、僕はできると思っている。

そんな感覚がある。

愛犬エルも横で寝息を立てている。

BEGINを聴きながら事務作業。

おすすめはミーファイユー。

昨日の笑美里の結婚式の余韻にまだ浸っている。

姉の姿を何度も被らせてしまった。

何度も誘われた姉の結婚式を頑なに断った。

しょーもない、何が結婚式だと。

そうやって日本の根強い家父長制に取り込まれ苦しむのはいつも女性なのに、なんでわざわざそれを皆の前で宣言するようなことをしてしまうのか訳がわからないと。

誓うのなら二人で木にでも誓えばいい。

ホントは寂しかっただけなのに、本人にそう言えなかった。

家族から一番距離を取っていたのは家族に一番執着しているからだと気付くのは、それから随分先のことだった。

古くからの友達が結婚式を挙げるとの連絡がその頃再びあった。

姉の結婚式にすら出なかったのに出る訳ないだろとすぐに断った。

何度も何度も連絡がきた。

直接逢って話がしたいとと言われた。

何でそんなにこだわるのかとむちゃくちゃムカついた。

自分への怒りをそのまま友達にぶつけた。

「忙しいなら式の日を変えるから言ってほしい。この式は、もっちゃん(三科のこと)がいないと挙げられない。」

そう言われ、仕方なく参加することに決めた。

式に着くなりすぐに、友人のお父さんが駆けつけてくれた。

「もっちゃん!来てくれてありがとう!」

げ、断り続けたことがバレているのかと焦った。

でも、小さい時から親交のあるおっちゃんのその一言がとても嬉しかった。

式は、もうずっと泣いていた。

新郎も新婦も両方親交のある友達。

その友達の家族との関係もよく知っている。

その家族に感謝を伝え続けた二人の姿勢と温かさに、ただただ感動した。

その時に、結婚式がなぜこれだけ開かれるのかが分かった気がした。

これは、親に感謝の気持ちを伝える場なんだ。

友人や親族にはもちろんそうなんだけど、特に親と子どもの儀式なんだとすごく納得したのを覚えている。

深読みしすぎなのかもしれないが、恐らく友人はこのことを伝えたかったんじゃないかと思う。

だからこそ、普段から感謝の気持ちは伝え続けなければいけないとも思う。

3月は、生徒たちの出発式。

僕たちなりに、子どもたちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

イベントのお知らせ

お願い

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための休校措置により、昨年3月から6月にフリースクールの月謝収入が大幅に減ったことで経営が困難になりました。

皆さまのご支援で継続することができていますが、緊急事態宣言が再び発令されている今、長期的にフリースクールを運営するために引き続き寄付をお願いしています。

マガジンを定期購読をしていただくことで、フリースクールに通うことが経済的に困難な不登校の子どもの月謝を減免することができます。

【学校に行っている行っていないに関わらず誰もが認められ自立できる社会を創る】ためにご支援いただければ幸いです。

前の記事

幸せは伝播する