10年後も続く想い

今日で東日本大震災から10年。

行方不明になった娘を5年間探したというお父さんの動画をネットで拝見。

ただただ辛かった。

自分の中であの出来事を風化させたくないという思いもあり、しんどかったけど最後まで観ました。

被爆の恐れがあるため家の周りを捜索できず、ようやくできるようになり5年目に遺骨を発見。

それまでにも体操服や靴などはぽつぽつと見つけたそうだが、遺骨を発見できたところでひとまず捜索は終了したそうです。

最初は一人で捜索を始めたそうでその時はただただ辛かったけど、徐々にボランティアが集まり楽しみながらできるようになったと仰っていたのが印象的でした。

自分だったらどうするか。

恐らく同じように娘の手掛かりを何年かけても探すと思います。

この震災は、津波による行方不明者の数がとてつもなく多いことが特徴だそうです。

だから、生きているか死んでいるかわからない、遺族の気持ちの整理もつかない、そんな方々がたくさんおられるとのこと。

震災と同じ年に姉を失ったので、同じくあれから10年かと実感が湧いていません。

僕の場合は最期まで見送ることができたので、姉がもうこの世にはいなくなたんだとある意味整理がついているのかなと思いますが、このお父さんのことを思うと辛いという言葉だけでは到底言い表せないほどの悲しみを背負っておられるんだろうと思います。

今の自分の便利な生活も、原発で生み出された電気も使い成り立っている。

持続可能な社会のために、子どもの命のために、今の自分に何ができるのかをもう一度考えたい。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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