伝えるならそれ以上に相手の気持ちに耳を傾ける

以前の記事の続き。

今回は伝え方のことを記事にします。

思ったことはなるべくその時直接本人に、がコミュニケーションのトラブルを起こさない前提として子どもや職員には伝えています。

後でネチネチと誰かに陰口を言ったり、最悪の場合本人に少し聞こえるくらいのボリュームで悪口を言ったりなんてことも。

そんなことをしてトラブルが起きるなんてことを、大人も子どもももう数えきれないほど見てきました。

本人に言わずに味方をいっぱい作ってからでないと自分の想いを伝えられない人。

その時に言わずに後で「それもう決まったことやんー」というような、ほじくり返して周りをしんどくする人。

自分の意見ではなくあの人が言っていると誰かを盾にする人。

言えなかったことを空気のせいにする人。

全部、思ったことは直接その場で本人に、で解決したのになぁと思うことばかり。

それができれば、あとはどう伝えるか。

だいたい「全然言うことを聞かないんです」というご相談は、相手の話しを聞いていなかったり聞き取りが不十分だなぁと感じることが多い。

だから、自分のことを伝えるんだったら同じ時間と労力を割いて相手の想いも聞かないといけないと思っています。

相手の気持ちを聞こうとしなかったり、聞いてるつもりで実はほぼ誘導尋問だったり、言葉が早すぎたり難しかったり遠まわしだったりで相手がそのことを理解したかどうかの確認ができていなかったり。

伝えたいことがある時は、相手も同じように思っていることも当然あるということを頭に入れておかないといけないなぁと思います。

せっかちな人なんて、「○○やんな?」と聞いて相手が「うん」と言う前に「○○じゃない?」と肯定否定の両パターンを提示するスピードが速すぎて、肯定したかったのに「うん」と言った瞬間はもう既に否定の確認が始まっていたなんて光景もよく見ます。

聞く姿勢を整えることが、案外伝えたいことを伝える一番の近道だったりします。

お試しあれ。

もちろん感情はフラットで。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。