自分で自分を誉めてあげることの大切さ
今日の午後からは久しぶりにフリースクールへ。
今日は吹田校【あまかり】。
アクティブラーニングの真っ最中でした。
高校生が中心になって職員笑美里のファストファッションについて考える機会でした。
「そんなん買う側がどうしたってほとんど効果がないんやから企業がもっとがんばれよ!」
「結局安い物しか買えへんねやからそれを買うしか私たちは選択できない!」
そんな声があって、そうやんなーと大きくうなづいていました。
それにしても、少人数の中でとはいえしっかりと自分の意見を言う子たちに感動していました。
ちゃんと理由もわかりやすく伝えれてるし否定をしているわけでもない、アクティブラーニングのルールを守りながら全員が意見を言っていました。
たまに大人の中で自分の正当性を主張しすぎてより分断を生む人を見かけますが、そんなこともなく大人より全然大人。
入学した時はほとんど声を発しなかった子も集団の中で意見を表明しているってことが、僕の中ではものすごい成長なんです。
嬉しいなぁ、めちゃくちゃ嬉しいなぁ。
そうやって横目で見ているだけなのに、
「三科さん、何にやにやしてんの?」
と言われてしまいました。
マスクしてるのにバレてるんかー、ショック。
久し振りに皆の顔を見れたんやから、にやにやするんも許してほしいものです。
さて、4月も半ばになろうとしており進学した子やバイトを始めようとしている子たちは新たなチャレンジを始めています。
そのチャレンジの感想を続々ともらって思うことが一つ。
「チャレンジできた自分をまず誉めてあげて。」
ということです。
結果として上手くいかなかったりできないこともたくさんあるかもしれないけど、そんなことはどうってことない。
大人になっても誰にでも当然のように起こること。
もっと言えば、新しいチャレンジが思った通りにうまくいくなんてこと、大人になったらまずないと言ってもいい。
そんな経験を子どもの頃からできるなんてむしろ羨ましい。
だから、まずはそんな難しいことに挑戦できた自分の頭をもっと撫でてあげてほしい。
よしよし、よくやったな自分。
恐かったけど一歩を踏み出したんだ。
元に戻ったとしても前に進んだ一歩の経験は、今後絶対に生きてくる。
周りを見渡せば皆うまくいっているように見えるかもしれないけど、そんなことは全然ない。
皆とか普通とか社会とか一般とか、虚像だから。
嘘だから。
頭の中で勝手に作り出してる厄介なもので、ホントはそんなもの存在していないこともよくあること。
そこに縛られたら一生答えに辿り着くことはできず、その先には負のループが待っている。
これ、自分病って言います。
これに一度かかるとなかなか抜け出せないので気を付けてください。
だから、何かができるとか何かになるとかそういうことの枠に無理やり自分をはめずに、自分を大切にしてあげてください。
無理やり堅苦しい物差しで測られそうになったら「そんなもんいりまへーん!」と突っぱねてください。
人には人のペースがある。
大丈夫、なんとでもなるよ人生は。
お世話になってる大好きな先輩方は皆そう言わはるから、きっと大丈夫。
のんびりいきましょ。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。