ゆたぼんをきっかけにフリースクールと不登校を考える
ゆたぼんのお父さんとひろゆきさんとのやり取りが話題になっている。
ゆたぼんが出てきた時に懸念したのは、不登校=自分で決めて学校に行かない子というイメージがつかないかということ。
これはもう教育関係者と話しをしていてもズレがあることに最後まで気付かず、お互い違和感を持ちながら終わるなんてこともあるくらいなので、少なくとも「ここ」にはこんな相談が多いっていうことをなるべく最初に話すようにしています。
この記事を読むのがめちゃくちゃしんどいのは僕だけでしょうか。
フリースクールやフリースクールの活動内容、そこに通う子どもたちを少しでも知っていればこんな風に「学校教育一辺倒」な価値観に染まらないのだとすれば、それは自分たちがもっとがんばらねばと思うところです。
ゆたぼんパパもひろゆきさんも炎上商法だということを承知の上で言うなら、お互い学校教育とホームスクーリングの良さをディベートしてるんだから、攻撃し合うことなんてないのになぁと思います。
まぁ、そもそもゆたぼんが学校行ってる子たちをディスったことからこういう論争は始まったと認識しているので、そんなディスり合いにフリースクールとか不登校のこと出すんはもうやめてーやぁと個人的には思います。
学校もフリースクールもホームスクーリングもそれぞれが対立構造にあるなんて時代はもう半世紀も前に終わってるのになぁ。
これからは、お互いが協力し合って社会全体でどんな教育を子どもが選んでも支え合って見守っていこうということが大切なのかなぁと思います。
あ、でも喧嘩を売られたら買いますよって姿勢は僕にもあるのでそこは否定できないですね。
とはいえいつも絶対に馬場に止められるので最近はこんなバトルもしていないのが現状です。
だからたまにそういう企画を笑いながらやりたいなぁって思うこともあります。
先生とフリースクールスタッフで教育についてお互いディスりまくるシンポジウムとか。
当然お互いへのリスペクトと信頼関係があってこそ成り立ちますが、どうもそのあたりが本音として語られないのがなんか歯がゆいです。
「フリースクールって怪しいねん!スタッフへんなやつばっかやな!」
とか、
「先生ってまだFAXとかでしかやり取りできひんの?チョークも石器にしたら?」
とか。
せやねんせやねんってお互い頷きながらおかしいなぁって思う所を言い合う場があってもいいんじゃないかなーと思う三科でした。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。