吹田市の健康診断未受診者のための取り組み、また一歩動きがありました。

今日は一日中会議がありました。

朝はいつものサーフィンのための筋トレをしていますが、緊急事態宣言が延長され一体いつになったら海に行けるんだと思うと筋トレのモチベーションが下がり、朝から憂鬱な気分。

あーあ、何のためにしてんねやろーって思っちゃうんですよねー。

そうなると仕事にもそんな気持ちが伝染したのか、会議でも後ろ向きな気持ちになっていた気がします。

フリースクールに戻ると子どもからも、

「あー!もうコロナで我慢するん嫌になった!全部できひんくなるやん!」

「マスク外して遊びたい!」

「どこでもいいから出掛けたい!」

という叫び声が上がっていました。

わかるー。

気持ちは一緒やー。

「え?三科さん、FREEDABALってまた延期になんの?絶対嫌なんやけど!」

開催はなかなか難しいなぁと思っていたところにプラスで意気消沈していたので、そうやって「やりてー!」と言ってくれるだけでよっしゃ!という気持ちになりました。

リアルでできなくてもなんとかできないものか、できることをやろうとやる気になりました。

夕方は吹田市教育委員会へ。

不登校支援における課題共有と要望、健康診断未受診者の学校外での無料診断についての経過報告をしていただきました。

健康診断については、6月に学校で受診できなくても9月末までであれば無料で受診が可能になりました。

しかも、驚いたのは在籍の学校医の診療所や病院以外でも受けることができるようになったということ。

これってホントにすごいことです。

だって不登校の子どもからすれば、学校はもちろん行けないし学校医の診療所となれば同級生に会う可能性だってある。

例えばいじめられた子にとったら安心して受けることすら困難な場合もありますよね。

でも、それ以外の校医の診療所でも受診可能となれば選べるわけです。

これは吹田市がんばってくれました、ありがたいです。

ただでさえ色んな場面で選択肢が少ない、もしくはない不登校の親子です。

その不利益をしっかり減らしてくれました。

そして、運用の仕方も養護教諭の皆さんが工夫してくださりました。

なかなか繋がりにくいご家庭にも心理的な負担がないように、現場で臨機応変に運用の仕方を変えることができます。

よかった、本当によかった。

また1歩、進むことができました。

実際に、養護教諭の皆さんに研修をさせていただいた時に、皆さんの熱くて優しい想いをお聞きすることができて、これは絶対に進めたい、変えたいんだと思い続けてきました。

五十川議員や武田緑さん、たくさんの方々にご協力いただき理想の形で想いが叶いました。

いつか皆さんと乾杯できる日が来ることを夢見ています、やったー!

その他にも吹田市として推し進めていきたい支援の在り方を協議しました。

具体的な内容と経過は随時ご報告しますね。

憂鬱な気分を僕の周りの子どもたちや協力してくださる皆さんがハッピーに変えてくれた一日でした。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。