子どもたちとの対話に拘る理由
今日はいい天気なので自粛陸サーフィン。
サーフスケートで河川敷をスイスイー。
土曜日のこの天気のこの時期にしては、バーベキューは少なく運動をする人がとても多い。
やっぱり皆どうやって体を動かすかで工夫をしている模様。
昨日も吹田校【あまかり】の女子たちは外でバレーボールをしていた。
もう体を動かすと汗ばむ季節になった。
そんな中で、定期的な子どもミーティングという子どもたちと話し合う時間が各校で実施された。
最近の嬉しかったことや楽しかったこと、気になることや皆で話し合いたいことなどを出し合います。
最初はみんなの前で話したりするのが苦手だった子も、慣れてくると発言をしてくれたりします。
その中で大切にしたいなぁと思っていることは、腹に落ちるまでとにかく話し合うということ。
これは、子どもミーティングに限ったことではなくて普段の活動の中でも頻繁に話し合う機会を設けています。
集団生活の中では、毎日がいい意味でハプニング。
男子同士は特にもめ事が絶えないですね。
それも成長をするきっかけでありチャンス。
時間がなかったり話しを整理する人がいなくてそのままお互いモヤモヤしたまま流れてしまうことも時には必要かもしれませんが、喧嘩しても仲良くなれるんだとか、信頼関係は修復することができるんだという経験は子どもの時に積んでおいてもらいたいものです。
話しを聞くうえで大切なことは以前にも記事にしたので今回は書きませんが、対話である以上言いたいことを言いたいだけ伝えるのではなく相手の想い(何をして、どう感じたか、何をしたかったのか、何を伝えたかったかなど)を丁寧に聞くことも同じくらい大切です。
相談されたりトラブルがあると、ついつい行動を修正しようとしたり大人目線で上から言ってしまったりしますが、本人の特性や感情を理解し望ましい状況と環境をできるだけ作り丁寧に紐解く必要があります。
その時、いらないなぁと思うのは感情やプライド。
感情はプロである以上、演出はしてもいいけど目的を達成するために邪魔になってはいけないもの。
プライドも同じように、「ここは大人として、スタッフとしてなめられてはいけない」とか「周りが見ているから」とか考えると、何のために話し合いをするのかがブレてしまいます。
自分の権威を保つために怒るなんて絶対にしてはいけません。
僕が子どもなら本気で殺意を覚えます。
お前のしょうもないプライドを保つために時間割いてんじゃねーんだよ!と言ってどつきます。
いつも子どもを真ん中に考える必要があるからこそ、普段から自分と向き合う必要があるんです。
とはいえ、僕みたいに子どもとの話し合いが大好き過ぎてニヤニヤが止まらない大人も何とかならないかなぁと思います。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
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