学びの本質、そこにジャストフィットするフリースクール

1対1、1対2,3の勉強が昔から大好き。

40人に対しての授業とか、何百人に対しての講演はあまり好きになれない。

一人ひとりのペースや特性、距離感や状況に合わせて自分をカメレオンのように変化させることに喜びを感じる気質がある。

呼吸、空気、オーラ、電波のようなものが大袈裟ではなくあると思っている。

チャンネルをカチカチっと微調整しながらスッと入るポイントを探す。

それが一番感じやすいものの一つが学習だと思っている。

学習と言っても教科学習だけではなくて、遊びもそうだしスポーツも音楽も料理も実験一緒に体験できて学び合えるものは何でも学習。

気付きを教え合うのが好き。

その都度発見して喜びを分かち合う。

学びは学びを支え人に喜んでもらいさらにモチベーションを高め学びを加速させる。

学びはひけらかすものでも自慢してマウントを取るものでもなくて、人に喜んでもらうための物。

そこには年齢も経験も関係ない。

学びの本質はもっと大きな枠組み、大きな軸のもの。

そこにあるものへの意欲は誰もが持っていると僕は思っています。

子どもの頭の中を見て、心を感じて、必要ならば過去を遡って今に落とす。

最善の方法でストンと落とす。

上手くいかないことも当然ある。

人間だもの。

みしを。

全てのバックグラウンドや価値観、思考回路が違うからこそ学び合うことが大切。

そういった学びを共有するための環境としては、フリースクールは最適な場所の一つ。

高校生が小学生に、小学生が高校生に教え合う。

日々の生活の中で、先にフリースクールに来た子は新しく来た子にフリースクールでの活動でわかりにくいことを教えてあげる。

それを経験した子がまた新しい子に同じように教えてあげる。

学びの循環。

よりよい居場所にするんだと誰かが率先して動く。

それを見て、自分もできることはないかと模索し実践する。

ここは自分たちの学びの場でもあり居場所。

学校のように永遠にある場所ではなく、皆で支え合って場を維持させる。

長くいる子ほど掃除はとても丁寧になっていく。

毎日が大掃除。

大切な場所だと思ってくれているんだなぁと感じて嬉しくなる。

誰が何歳でどこから来てどんなことがあって辿り着いたかなんて聞かない。

今が全て。

そこに理由が必要なのは大人だけ、お恥ずかしい。

過去のあなたと向き合ってるんじゃない。

今、ここにいるあなたをもっと知りたい、もっとあなたと時間を共有したいという想い。

「ここ」は、そんな日常の繰り返しから子どもも大人も成長をする場所です。

僕の大切な大切な場所。

大好きな場所。

一人でも多くの親子に、この場所を同じように好きになってほしい。

この場所もそれを望んでいる。

子どもにとっては母校。

これからも負けずに母校を守り続けたい。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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