取り繕う人と素直な人
今週はとにかく緊急対応に追われた1週間だった。
常に頭をフル回転しながら体を酷使するような、サッカーの公式試合を7日間連続でしたような、そんな感覚。
カズはホントにすごいな。
引退してブクブク太ってしまうプロスポーツ選手を見てがっかりすることもあるけど、現役のカズはもちろんイチロー・魔裟斗や為末・畑山や辰吉はいつまでもかっこいいなぁと感じる。
自分もなんとか体を維持しようと運動をしているが、ハマりまくったサーフィンが緊急事態宣言で県を跨げず自粛の日々。
それに代わりサーフスケートで鬱憤を晴らす。
午前中はいつもの睡眠不足を補う寝溜めで動けず。
昼から淀川の河川敷でサーフスケートのできる場所をひたすら散策。
1時間ほど自転車を走らせ辿り着いた最高の場所。
少し遠いけど求めていた全ての条件を満たしている道。
人通りが少なくなだらかな坂で幅が広い。
しかも近くにコンビニとトイレがあり距離も長い。
ネットでも散々場所を探したけど、どこも緊急事態宣言で閉鎖中。
こうなったらサーフィンを再開した時にバチバチに波に乗れるように体を鍛えまくってやると意気込んでいる。
調べ物をしているととてもいい記事を発見。
一番強い選手は無邪気か、自分を全く振り返らない強いナルシストだったと思う。全くそのままかまたは自己暗示にかかり切るタイプか。
ひっくり返してみると、ストレスに強い人間は何かを我慢できるというよりも、辛いときに辛い自分を認め、弱いときに弱い自分を認められることなんだろうと思う。
辛いときに自分を責め、弱いときにそんなはずはないと取り繕ろおうとするなら、自分を説得するだけで体力を使い果たしてしまう。
精神的に疲れやすい人も、取り繕ってしまう性格が多いように思う。例えば一例として人生の前半でいい子を演じる必要に迫られそれに適応してしまい、普段は取り繕っているので、疲れてその抑制が効かなくなると別人のようになるパターンがある。自分でも取り繕っていること気がついていないことすらある。
あなたは嘘をついたことがありますか?
長期的にストレスにかかると思われる潜水艦の元船長の話し。
むちゃくちゃおもしろい。
確かになぁということがたくさん。
精神的に疲れやすいなぁという人の例をもう一つ。
自分の理想と現実のギャップの大きい人。
理想が明確にあるんだろうけど現実は理想像とは違って同化していることに本人は気付いていない。
だから無理していることにも気付いていない。
気付かないふりをしないといけないような気もする人。
仕事上無理をしないといけない状況やポジションは確かにあるけど、そのことを自覚しているのとしていないのとでは随分と違うように思う。
素直であるということ。
簡単なようでとても難しい。
難しいようでとても簡単。
子どもたちには、この素直であるということが今後幸福感を得ることができるとても大切な要素の一つだという前提で、「ここ」での時間を過ごしてほしいと思う。
「ここ」の教育のベクトルもそっちに向けていつも調整をしている。
それは子どもも大人も同じ。
素直でいることができない人はなかなか成長をすることができない。
取り繕って皮を被っていると根っこに水が届いていないような感じ。
自戒の念を込めて。
ちなみに僕は、嘘をついたこともおならをしたこともありません。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
お知らせ
今年2月にオープンしたフリースクールここ淡路校【ういるも】の1階に、コーヒースタンドがオープンしました!オープンを記念しコーヒースタンドを使って無料体験会を実施します。
おいしいコーヒーの淹れ方を研究したりお菓子づくりをする予定です。
日時:2021年6月11日(金)14時~15時
場所:フリースクールここ淡路校【ういるも】(大阪市東淀川区菅原5-9-8)
定員:3名
費用:無料
お申し込み:https://npokoko.org/contact/
または06-6382-5514までご連絡ください。
お願い
※おかげさまで50名以上の方に定期購読者になっていただきました、ありがとうございます!
今までの子どもたちとの関わりから見えてきた不登校の子どもたちのしんどさに対する有効なアプローチや、親としての関わり、学校や先生としての関わり、卒業生や保護者の声をまとめた本の出版に向けて定期購読マガジンを発行しています。
月1000円で全ての記事を読んでいただくことができます。
いただいたご寄付は、金銭的な理由でフリースクールに通うことが困難なご家庭の支援に活用させていただきます。