「ありがとう」で育む明日の笑顔
こんにちは。
逃走中のハンターより自分の方が絶対に足が速いと思っている三科です。理想と現実のギャップに気付かない系男子歴39年。
火曜日と水曜日はガッツリとフリースクールの子どもたちと一日遊ぶことに。
体も心も健康になっていくのをひしひしと感じる。
大好きだなぁって一日中思う。
こんな幸せな仕事に従事することができている環境に感謝。
マスク越しでも顔を付き合わせて、勉強をし、体を動かし、話しを聞き、挨拶をし、ご飯を食べ、遊ぶ。
人と人との関係性から育まれる可能性を感じる時間の担保。
これに勝るものはないなぁと改めて感じる。
逆に言えば、孤独が最も恐い。
多くの人にとってどこにも繋がることができず誰にも打ち明けることができない問題として不登校がある。
その苦悩の日々の中で出口のないまま一筋の光を時には感じフリースクールに相談に来られる。
できることとできないことはあるけれど、この孤独から解放された時にできることが一気に増える。
一人でできることは本当に限られている。
誰かに、どこかにエクスキューズした時にその勇気を決して無駄にせず点から線に繋げることが我々の使命。
子どもたちを長い目で見ていると、初日の面談の日の姿から確実にその成長の記録を辿ることができる。
大人はただその成長に水を差さないことに注意をするだけ。
1つのことができればすぐに2つ目3つ目を用意し、自分の問題に蓋をし将来の不安を無意識に背負わせる。
成長を喜びたい。
毎日少しずつ、一緒に喜ぶことを糧に明日を生きることができる。
明日は自然には来ない。
そうした毎日の積み重ねのおかげで明日を迎えることができていることを忘れてはいけない。
そう気づかせてくれるのは、多くの場合自分ではなく他者である。
特に子どもは自分自身を映し出す鏡の役割をしてくれることが往々にしてある。
だから、「ありがとう」を丁寧に伝えることを忘れてはいけない。
何なら一日の目標を、「感謝の気持ちを伝える」だけに絞って過ごすことをしてもいいと思っている。
意識を変えるとそれくらい日常には「ありがとう」のチャンスが詰まっている。
子どもはいつもそういった大人の姿勢を見ている、感じている。
背筋を伸ばし、飾らず、ありのままで、全身で。
今日も「ありがとう」で明日の笑顔を育てたい。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
編集後記
ひょんなことから今日の仕事が急遽リモートワークに。
朝からほぼ貸し切りのプールへ娘と出掛けました。
隙を見つけビート板をサーフボード代わりにパドリングの練習。
水を得た三科親子。
おままごと中は昼寝させていただきました、頭がスッキリ。
娘に一日いたずらをしながら、いたずらって最高だなと思った一日でした。
めっちゃ怒られるけど。
イベントのお知らせ
【主催者から一言】
はじめまして、私たちはフリースクールここを卒業した子どもの保護者です。
子どもたちはもちろん保護者である私たちも当時は同じように苦しい思いをしてきました。
我が子が不登校になった時、親である私たちは子どもや学校に行けないという事実とどのように向き合えばいいのでしょうか。
「誰にも相談できなかった」「将来が見えない」「学校に行く以外の選択肢はない…」
そんな風に思い悩んでいる保護者は多いように思います。
このような想いを少しだけ先に経験した私たちと、お茶を飲みながら気軽に話しをしませんか?
少人数で和気あいあいとお話しできればと思います。
日時:2021年9月2日(木)13時から15時
場所:フリースクールここ吹田校【あまかり】(大阪府吹田市内本町1-19-7)
対象:不登校のお子様の保護者
定員:4名(先着順)
参加費:1,000円(お菓子、飲み物付き)
※会場は感染症対策をしています。マスクの着用をお願いします。
申し込み:httpss://forms.gle/tgTZWbTEAiUf3P6p6
主催者:私たちは、息子が中学時代に不登校の保護者を経験した母親たちです。
「子どもが不登校になった時は制服を着ている子どもを見てはしんどい思いをしてきました。そんな気持ちを吐き出してはみませんか?」