旗を掲げ声を上げることの大切さ
こんばんは。
Kiriのクリームチーズさえあればお酒のあては何もいらない三科です。何個でも食べれるお菓子シリーズ第3位。
昨日の朝、新しい靴下を履いてウキウキしていたら家の階段から滑り落ちて全身を強打。
太ももにオムライス大の腫れができ歩行が困難に。
自転車は歩く方が速いんじゃないかというくらいのスピードでしか漕げず、車のシートに座るのも悶絶。
しかも、そんな日に限って娘が学校で怪我をし病院に連れて行ってほしいと連絡が。
親子そろってフラフラになって学校から帰宅。
むち打ちのようになあって頭が痛くパソコン作業も困難になった。
夜は痛みでほとんど寝れなかったものの、一晩経つとなんとか歩行が可能になった。
そんな中、今日は丹波市へ講演に出掛けた。
FRSCたんばというフリースクールを退職教員の方々が開校したことを記念し、お招きいただいた。
以前、小野市で講演させていただいた時にお逢いしたことがきっかけで、そこから「ここ」にも見学にお越しいただきました。
とてもかわいいおっちゃんおばちゃんで、応援したくなる魅力のある方々です。
会場は満席。
当事者の方から教員の方など質問や温かい感想もいただいて、僕自身がたくさん元気をもらいました。
講演の内容は、不登校の現状や課題を中心にさせていただいたので、ほとんどが暗い内容になりましたが、こうしてこの社会課題から目を背けることなく地域の想いのある方々が、声を上げて、狼煙をあげて、旗を上げることはとても大きな意味があると思います。
不登校支援において地域の皆さんに健全に応援いただくことは、存在や価値観・育て方や生き方を否定され続けた当事者の親子にとっても心強いんです。
この社会の現実は、多様性だの認め合いだの絆だのは空しく響き渡るどころか差別や偏見を助長することにも繋がりかねないと思ってしまうほど攻撃性に溢れています。
フリースクールなんてなくても、学校にいけなくなった子どもが受けることのできる教育、保護者が相談することのできる機関、親子が安心して地域で過ごすことのできるサービスが保障されるのが理想です。
こうして一つひとつ、生き方育ち方の選択肢が増えつづけることを願ってやみません。
まだまだ自分の無力感に苛まれる日から逃れることはできませんが、目の前の子どもたちや保護者の皆さんと、仲間と一緒に一歩一歩進んでいきたいと思います。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。