子どもの背中に感じた覚悟と優しさ

こんばんは。

毎晩お風呂の後にスケボーをするので結局汗だくになる三科です。それでもお風呂に入らないと眠気が覚めへんねんなー。

3校合同文化祭も終わり、一息つく間もなく見学や相談のラッシュ。

緊急事態宣言が長引いたせいか、今年の見学ラッシュは例年と比べ年末にズレ込み長く続いているように思う。

新しい出逢いにワクワクしながらも今「ここ」にいてくれるたくさんの子どもたちと一緒におもしろいことをいっぱいできるように計画を練っている。

他にもテレビの取材ラッシュがあった。

子どもたちもすっかり慣れてしまい、カメラマンの方にも「ここの子は皆カメラを気にせず自然なのでとてもありがたいです!」と言っていただけるように。

先日の馬場が対応した毎日放送のよんチャンテレビという番組の内容はヤフーニュースにも載りました。

NHKはこちら。

報道ランナーはこちらです。

あれ、もっとあったような気もしますがひとまずまとめました。

中には取材を受けた子どもを羨ましがる子もいて、「自分も取材されたい!」と言ってくれる子も。

今後は特集もしていただく予定なのでお楽しみに。

さて、3校合同文化祭の3日目のこと。

淡路校【ういるも】に電車で行く組と自転車で行く組とで分かれ、僕は自転車組に同伴。

行き方をわかっている子に先頭を任せ、「オレは一番後ろで皆を見るから任せたぞ!」と出発前に言っただけでした。

自転車組は7人。

車通りの多い道路をずっと行くことになるので多少の不安はありましたが、いざ出発してみるととても驚いたことがありました。

なんと、自然と一番年下の子たちを年上の子たちが挟むように並んでいて、僕の前にも子ども全体を見る役割の男の子がしっかりといる。

先頭の男の子は何度も何度も後ろを振り返りペースを合わせ、安全かどうかをずっと確かめていました。

え?こんなこと自然とできる中学生とか高校生いる?

しかも淡路校【ういるも】に着くまで一言も誰も喋っていません。

普段あんなに馬場さんに叱られるくらいうるさいのに。

なんて真面目な子たちなんだととても驚きました。

こうやって自然と自分の周りの人たちを安心させることができる存在になりたい、入学してきた頃はどうなるかと心配もしてたのにと、後ろから皆を見ながら何度も目頭が熱くなりました。

自戒の念も込めてですが、この子たちを見て大人も成長してほしいと願ってやみません。

今、選挙運動が盛んで毎日大人が声高に叫んでいますが、損得勘定なく大切な人を守るんだという姿勢が必要とされてるんじゃないでしょうか。

これ、ホントにすっごいことだと思うんですけどねぇ。

そう思うのは僕だけなんでしょうかねぇ。

というわけで、最初から最後まで開催できてよかったと思える文化祭でした。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

イベントのお知らせ

画像1

不登校の進路 (1)

前の記事

3校合同文化祭の裏側