自由がもたらす葛藤のチカラ
こんにちは。
自分が前から好きだったことがブームになることを素直に喜べない三科です。釣りとかサウナとかスケボーとか。
今週もフリースクールここの3校をうろちょろ。
毎日見学が2件以上入っているのでそれい合わせて人手が足りない所のお手伝い。
これも素直に喜べないことの一つ。
新しい子どもたちに逢えることはとても嬉しいし「ここ」に来てくれることもありがたい。
けれど、やっぱりまだまだ不登校を理由にしんどい思いをする親子の数は一向に減らないばかりか増え続けているように思う。
不登校になっても膝を擦りむいた程度でフリースクールに来てくれることができればいいけれど、それが致命傷になって瀕死になって来られる方々もまだまだ多い。
いや、むしろほとんどの人がそうだ。
もとを絶つために制度変革・行政との連携やモデル・制度設計を目指しているがそこの成果が出るのはまだまだ先の話し。
ならばと情報発信や講演・執筆活動・シンポジウム・座談会を開催し、地獄のような経験をする前の段階で浮上することができるきっかけにならないかと動いているが、手ごたえがあるかと言われれば難しい。
自分の力のなさにも慣れてきているような気がしてウザイ。
そんな時にフリースクールでたくさんの子どもに逢えることは何よりの幸せ。
彼らの日常にも浮き沈みがあり平穏な毎日かと言われればそうでもないが、新たな一歩・新しい挑戦・初めての場所と出逢いなどのことを考えればむしろ起こって当然の経験。
集団生活で全て自分の自由にできるなんて絶対にあり得ない。
どれだけ緩い環境だろうと多くの他人が集まる以上、衝突は避けられない。
だから余計にフリースクールでの経験は大きな成長を生むと信じている。
自由がもたらす葛藤のチカラはすごい。
それぞれの校舎の日常を拝見。




彼らを見ていると、魔女の宅急便のキャッチコピーをよく思い出します。
思春期の葛藤ってこの時期にしかないから今後の人生にとってすごい大切だなぁと思いながら見守っています。
「おちこんだりもしたけれど、わたしは元気です。」

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
イベントのお知らせ

シンポジウムの参加枠はまだ余裕がありますが、個別相談会の予約席は満席となりました。
不登校や子育て、学校との関わりでお困りの方はぜひご予約下さい。
☆中学生が初登壇!☆
【シンポジウム 「中学生と不登校」 】
~こんな方におすすめ!~
「子どもが不登校だけど、子どもの気持ちがわかりにくい…」
「フリースクールについて知りたい!」
「我が子への対応に困っている…」
今回のシンポジウムは、不登校を経験したフリースクールここの中学生の生徒2名が、あの頃「何を思い何に苦しんでいたか」だけではなく、そこからどのように考え今に至るのかをお話しします。
不登校といっても原因や想い、環境もそれぞれ違う3人です。
「不登校の時ってどんな毎日だったの?」
「フリースクールに通うことになったきっかけは?」
「あの頃の不安はどうなった?」
「親子関係・先生との関係ってどうだった?」
「親にできることは?」
など、普段は聞きにくいこともこれを機にぜひ質問してみてください(^^♪
日程:2021年12月5日(日)
時間:13:30〜15:00(シンポジウム)
15:20~16:00(個別相談会)
場所:メイシアター和室(阪急吹田駅から徒歩1分)
参加費:500円(資料代)
定員:20名
登壇者:フリースクールここの生徒2名
司会:馬場しずか(フリースクールここ【あまかり】責任者)
お申し込み: httpss://forms.gle/nTGqoHEMVkStGVwd6