フリースクールを開かれた場にする意味
おはようございます。
新しいマンガのコミック買うと、一周目は適当にざっくりと読んで二周目は前の巻を復習してから読んで三週目はおまけのページまで全て読む三科です。ハンターハンター早く描いてくれへんかなー。
昨日、一昨日と夜の遅い時間にZOOMでの仕事が続いたのでお酒の量が減り睡眠の質が上がったような気がしています。
あれ?これはむしろいい効果なのではと思っているので、今まで毛嫌いしていた夜遅めの仕事を入れてもいいんじゃないかと思っています。
一昨日は市議会議員の皆さんにお招きいただき、フリースクールの取り組みや不登校支援についての話しをさせていただきました。

吹田・明石・茨木・西宮・尼崎と各市の不登校支援に関する現状や課題をまとめてお聞きするとてもレアな機会で、それぞれ特色があっていいところは真似して進んでいないところは先行事例を参考に進めていければなぁと思いました。
ZOOMでのセッションは盛り上がり、過去最長記録を更新したそうです(笑)。
それだけ各市の取り組みから学ぶことやお聞きしたいことはたくさんあって、それぞれの地域で想いを持って日々動いておられる皆さんと具体的なところまで落とし込むには2時間では全く時間が足りないのは当然かもしれません。
参加者の皆さんからの質問もたくさんいただきシンプルに楽しい時間でした、ありがとうございました。
昨日はスクールソーシャルワーカーの皆さんとの交流会。
これも、吹田だけではなく他市での事例や現状をお聞きすることができて、オンラインってホントに便利だなぁとつくづく実感しました。
とはいえ最後にはしっかりと飲み会の約束をさせていただき、対面での交流や意見交換の大切さも感じている所です。
もっと話に集中したかったのですが、実は昨日締め切りの報告書があるということを昨日思い出しマッハで作業をしながらの交流会だったので、かなり話しを聞き洩らしていました。以後気を付けます(どうやって?)。
毎週金曜日はその週の振り返り会議を職員とします。
1週間の自分と各校を振り返り明日からの業務に生かす大切な時間。
これを毎週繰り返し自分をどんどんアップデートしていくため、情報を共有し客観的な意見を改めて聞くことで自分だけではできない気付きを得て来週に備えるため。
チームで取り組むことの大切さ、自分一人ではできないことがたくさんあるということを何度も言い聞かせる場。
それを自分に落とし込んでいるのといないのとでは普段の行いにかなり差が出てくることは何度も経験済み。
何より人への感謝の気持ちを思い起こすことは少ないより多い方がいい。
僕にとってはこの1週間で職員の皆はこれだけ動いてくれていて、こんなことまで考えていたんだと改めて感じることができる場です。
市議の皆さんとのやり取りの中でも、「人材育成はどのようにされているんですか?」と聞いていただきましたが(結構いろんな場面でこれ聞かれます)、なるべく客観的な意見が出るために外部の方に入っていただいたり参加者を限定せずにオープンでフラットな場を作ることで、色んな人に支えられながら自分も含めて育てていただくことを意識しています。
特にフリースクールというよくわからない特殊な活動は、その内容からどうも閉鎖的になりがちだと感じますが、何をどう変えたいかによってはより開かれた集団であるべきだと僕は感じています。
だからこそここ飯BARやKOKOCafeをやっているしメディアにも取り上げていただくし、そこからソーシャルアクションに繋げることも意識しています。
不登校が絡む社会的不利益はあまりにも多く大きいものだから。
それを感じない日は設立してから一度もないと言い切れるくらい、日々この問題とぶち当たるから。
そういう意味でもこの二日間のオンラインでの出逢いを楽しかったで終わることなくアクションへの第1歩にしなければいけないと感じました。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
イベントのお知らせ

【シンポジウム 「子どもに直接聞く不登校~スマホ依存と起立性調節障害~」 】
~前回の感想のご紹介~
「色々と複雑に考え過ぎていました。もっとシンプルに子どもの声を聞いていきたいと思います!」
「不登校に暗いイメージがありましたが生徒さんは明るく話をされていてイメージが変わりました。参加させてもらってよかったです。」
「生徒さんはお話しも上手ですが人の話しも聞くのも上手ですね。お二人の頷きやめっちゃわかる!という一言で力をもらうことができました。」
「今困っている子どもたちの成長していくモデルとして、登壇してくださったフリースクールここの生徒さんを知れてよかったです。」
「」
~こんな方におすすめ!~
「子どもが不登校だけど、子どもの気持ちがわかりにくい…」
「フリースクールについて知りたい!」
「我が子への対応に困っている…」
今回のシンポジウムは、スマホに依存したり起立性調節障害のために不登校を経験したフリースクールここの中学生と高校生の生徒2名が、あの頃「何を思い何に苦しんでいたか」だけではなく、そこからどのように考え今に至るのかをお話しします。
不登校といっても原因や想い、環境もそれぞれ違う2人です。
「不登校の時ってどんな毎日だったの?」
「外に出たきっかけ、フリースクールに通うことになったきっかけは?」
「あの頃の不安はどうなった?」
「親子関係・先生との関係ってどうだった?」
「親にできることは?」
など、普段は聞きにくいこともこれを機にぜひ質問してみてください(^^♪
日程:2022年4月30日(土)
時間:13:30〜15:00(シンポジウム)
15:30~16:30(個別相談会)
場所:子育て青少年拠点 夢つながり未来館(ゆいぴあ)多目的会議室(阪急千里線・モノレール山田駅から徒歩1分)
参加費:500円(資料代として)
定員:20名
登壇者:フリースクールここの生徒2名
司会:三科元明(NPO法人ここ代表)、馬場しずか(フリースクールここ吹田校【あまかり】責任者)
お申し込み: https://forms.gle/2YoUttHMRYv2xbaB7
主催:NPO法人ここ