自分以外の誰かのために動き続けることが結果として自分のためになる
おはようございます。
マフィンをお昼ご飯に4個食べる三科です。小麦粉そば粉大好き。
水曜日は、ずっとお世話になっている方と久しぶりに再会。
「老体に鞭打ってるのよ」という言葉が全く似合わない程、相変わらずバリバリの空気をまとっておられて安心。
NPO・NGO業界を牽引されてきた団塊の世代の皆さんにお逢いする度に、こういう大人になりたいと思う。
若い世代を育てていくために自分はブレずに、でもしっかりその若い世代の声も聞き甘えは互いの関係性には一切なく真摯に対応してくださることに感謝。
その後は、近畿ろうきん様の活動紹介動画に「ここ」の活動を入れてくださるということで、その撮影をしました。
NPOアワードという賞を2度いただいたことをきっかけに、近畿ろうきんの皆さんとはご縁をいただき色んな方面で協力いただいています。
僕たちの活動の大きな目的の一つに、不登校に対する差別や偏見をなくすということがあります。
かつては学校不安症や登校拒否、それを支援する適応指導教室という名称に表れているように、それがあたかも本人たちに起因するかのように対策を練られてきた歴史があり今もそれは形を変え続いています。
その現状を変えるための大きなアクションの一つが、より多くの人にこの社会課題を知っていただき社会全体で取り組んでいかないといけないという認識を持っていただくということです。
例えば、小さなことで言えば平日にうろつく小中学生がいたとしても、学校以外で育つ子がいることを知っているかいないかでも子どもに向ける眼差しは変わるだろうし、学校に引きずって連れていく親や先生を見かけたらこの課題を思い出し何かのアクションに繋げてくださるかもしれない。
そのために自分たちができることは、不登校が起こしている親子への社会的不利益をしっかりと伝え続け、その解決のために仲間を増やし愚直に動き続けることだと考えています。
そういった主旨を理解いただきいつもご協力いただいている近畿ろうきんの皆さんに感謝です。
夜は、健康診断未受診者に対するソーシャルアクションを論文にしてくださった研究者の石田さんと久しぶりの再開。
論文を作成するにあたり、自分が起こしてきたアクションを言語化し時系列でまとめたことは、全国どこでも実現可能にするという意味でも大きな発見があったし、第3者の視点で客観的に可視化していただいたことで決して無駄ではなかったんだと改めて思いました。
健康診断未受診者に対して無料で近隣の診療所やクリニックで受診をすることができるだけでなく、その方法を実現するにあたって細かく気を付けたこともいくつかあって、それを市議会議員の五十川さんや教育関係者の武田さん、養護教諭の皆さんや医師会の皆さんと細かく意見交換し制度化したことにこのアクションの大きな意味があります。
色んな立場の方々が協力してくださったことで初めて実現に至り「一人じゃないんだ」と感じることができたことは僕にとってもとても大きな出来事でした。
もちろん現状で満足はしているはずもなく、次のアクションをどんどん展開しているのでその話を石田さんとも共有し、お互い別のフィールドにいながらも同じ方向に向かって動いているんだと勇気をもらえた一日になりました。
自分以外の誰かのために動き続けることが結果として自分のためになるということを忘れず、頭でっかちになりがちな自分に喝を入れて今日も一歩一歩進みたいと思います。まじめか。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。