ブチ切れた後「兄ちゃん、ありがとうな!」と言ったたばこポイ捨ておじさん
こんばんは。
小学生の時に付き合っていたと思っていた女の子に同窓会で再会し「あの時付き合ってたやん?」と当たり前のように言うと、「付き合ってへんで?」と笑われた三科です。うそやろ?
今日は、とある打ち合わせのため久し振りに吹田市民公益活動センターラコルタへ。
立ち上げからずっと僕たちに寄り添っていただいたラコルタの皆さんとお逢いする時は、いつもとても嬉しい気持ちになります。
時に叱咤激励もしていただける数少ないお母さん的存在の方もおられ、今日も「バカモン!」と親父にも言われたことのないセリフで気を引き締めてくださり感謝しかありません。
会議を終え買い物をし帰宅しようと自転車を飛ばしていると、同じく自転車に乗っているおじさんに遭遇。
たぼこの匂いがしたので「やめろよー」と思いながら見ていると、靴底で火を消しそのままポイ捨て。
「あ、だる」と思いながらも声を掛けないわけにもいかないので、いつもの世直し活動が始まります。
僕「たばこ拾ってくださいー」
おじさん「あ?」
僕「だから、たば…」
おじさん「なんやねん!」
僕「さっき、たばこ捨てはりましたよね?それ拾ってくださいー」
おじさん「いやじゃ!」
僕「おいおい、じゃ拾わへんってこと?」
おじさん「いやじゃ?」
僕「ん?拾うの?拾わないの?」
おじさん「いやじゃ!誰やねんお前!」
僕「通りすがりの者ですが、たばこを捨ててほしくないので拾ってくれへん?」
おじさん「だからいややっちゅねん!警察でも何でも言えや!」
僕「恥ずかしくないの?」
おじさん「恥ずかないわ!」
僕「じゃあ、しゃーないですね。行きましょか…」
おじさん「どこでも連れてってもらおか兄ちゃん!」
僕「あれ?でもそこの交番無くなってますね?通報にしましょうか。」
おじさん「何でそんなことすんねん!」
僕「いや、だから拾いますって一言言ってくれたらそんなことしなくてすむんですけど…」
おじさん「誰がするか!」
僕「じゃあ条例違反なんで通報しますね。」
おじさん「え?…い、いや、拾いにいくわ…」
僕「え?」
足が震え出したおじさん「いや、だから拾います…」
僕「よかった!お願いしますね!」
手も震え出したおじさん「いや!兄ちゃんもついてこい!」
僕「は?なんで?」
もうわけがわからなくなったおじさん「オレが拾うからそれを見届けてくれ!」
僕「いや、めんどくさいんで拾うって言ってもらえたらそれでいいです。」
おじさん「来い!」
僕「いやいや」
おじさん「来い!」
僕「あなたが指示する権利はないです。あなたは選択するだけ。1つは自分で捨てたたばこを拾いに行くとこの場で言う、もう一つは通報後来た警察とたばこを拾う、です。どっちにしますか?」
なんか距離が近くなったおじさん「自分で拾いに行きます!兄ちゃん、感謝するわ、ありがとうな!」
というめんどくさいやり取りがありました。
このおじさんはちゃんと自分が悪かったことを最後には認めたばこを拾いに行ったので偉いなぁと思いますが、世の中には謝ることや自分が間違っていることを認めない人もたくさんいるなぁと感じます。
自戒の念も込めて、ちゃんと謝り認める心を忘れずにいたいし、子どもにだけあれこれと注意をして大人には何も言わず知らんふりをするような人にはなりたくないと思う三科でした。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。
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