真正面から人と向き合うことの大切さを教えてくれた結婚式

こんばんは、三科です。

今日は待ちに待った上岡の結婚式。

「ここ」の職員も参列し上岡くんをお祝いしました。

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三科は主賓挨拶を担当。

とんでもなく時間をかけて練習をしたのにも関わらず、緊張のあまり内容の半分くらいを飛ばしてお祝いの言葉を言ってしまい自分の本番の弱さにガッカリ。

それでも、17年の付き合いになるタクはこんなにすごいんだぜってことは言えたので許していただけることでしょう。

笑美里、教え子のヒロに次ぎ、最近では3度目の結婚式。

https://note.com/npokoko/n/nd6325b44f6d5

朝からどうも調子が悪くフラフラ。

睡眠は1時間ほど、お腹のコンディションは最悪。

いつものようにロキソニンを体に入れ会場へ。

こんなに具合が悪くなったのも、どうも自分がタクの結婚式というものをここ数日ずっと上手く認識できずにいたからじゃないかと考えています。

というのも、ヒロもタクもホントに自分の弟のような存在で家族も同然。

偽物の兄貴が付け入る隙もないくらい、ヒロとタクには素敵なお母さんとお父さんがいます。

ヒロの結婚式の時のnoteには書きましたが、やっぱり僕が関わった子どもたちは皆、親への感謝の想いがとても強いんです。

当然、僕の弟のような存在の二人をここまで育ててくれたご両親には僕もとても感謝をしていますし、無条件に尊敬しています。

それでも、タクが結婚式を挙げると言ってくれた時は、自分は一体どの立場で式に出るんだと考えてしまう自分がいるんです。

一年前のヒロの時に強く思ったのは、不登校の子たちの未来がたまたまの運任せであっていいわけないということでした。

それから一年、自分はそんな社会を変えるために本当に一日一日を無駄にせず、解決に向けて全力を尽くし一歩でも多くゴールに向けて進むことができたのか。

そう問われた時に、やっぱりまだ自信を持って「進めた!」と言えないんです。

現場ではまだまだ血が出る程歯を食いしばるような現実に直面する日々です。

学校に行けないというだけで、親子の命に関わるような事態にまで発展することなんてざらにあります。

「ほら、結局一年前からほとんど進んでないでしょ?」と誰かに言われるのが恐くて仕方ありません。

そんな中で、タクの結婚式のプログラムは進み、最後の最後でタクがご両親に対して書いた手紙を読み上げました。

優しい優しいタクだから、いつも家族のことも話してくれているタクだから、その内容はおおよそ予想が付きました。

逃げずに、はぐらかさずに、真正面から家族への想いと感謝を伝えた内容でした。

不登校の時の話しがでました。本格的にひきこもった時の話しもしていました。

タクは、やっぱり泣いていました。

タクの新しい決意をしっかりと見届けました。

お母さんもお父さんもとてもいい顔をされていました。

それでもやっぱり思ってしまいます。

この子のエピソードの中で、悪い人なんて誰一人いないということ。

皆、それぞれがそれぞれを想い過ごした結果、自分が悪かったんだと責めることをしてしまった過去があるんです。

何をどれだけ熟考しても、どう考えても絶対におかしいやろそんなん。

「課題を解決するためにはいつもクレバーにな」と社会起業家の兄さんには言われますが、ごめんなさい兄さん。

こればっかりはどうしても感情的になってしまいます。

だって誰も悪くないやん。

でも、学校に行けへんかった経験はこれだけの被害を生み出してしまうやん。

わかってんのに何で解決できひんの?

手段は明確やん。

学校以外にも教育の選択肢がたくさんあって、それが認められていて、保障されていて、その情報がしっかり全ての家庭に届けられていて、それを選んだとしても何の不利益もない状態にするだけ。

たったそれだけで、この社会課題は解決する。

絶対にする。

簡単や。

一秒で出来る。

でも真逆の社会が現実を蔓延ってる。

タクの奥さんのことも大学生の時からよく知っていますが、この二人が幸せに暮らすことができない人生は僕の中では絶対にあり得ない。

仕事では、タクには一番しんどい部分を担ってもらいました。

だからこそたくさんぶつかったし奥さんにも負担を相当かけたと思います。

一生頭が上がりません。感謝しかないです。

だからこそ、二人には本当に幸せになってほしい。

そのスタートを切る結婚式なんだということは頭では理解できます。

ただ、そういった自分の心の中の事情から気持ちがついていきませんでした。

支離滅裂で全く理解できない文章かもしれませんが、それでもとてもおめでたい一日でした。

日々、感謝を伝えることがどれだけ大切かということを二人は教えてくれました。

タク、結婚おめでとう。

「ここ」に就職してくれてありがとう。

「ここ」の子どもたちを全力で支えてくれてありがとう。

オレの至らない部分をいつも補ってくれてありがとう。

頼りない代表にずっとついてきてくれてありがとう。

生まれてきてくれてありがとう。

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元不登校ズ